コース:「花沢の里」
昔懐かしい山里「花沢の里」の早春を散策!!

焼津と静岡を結ぶ日本坂トンネルの焼津側入口付近から山へと続く道を少し進むと、昔懐かしい山里「花沢の里」があります。
花沢川沿いの狭い街道の片側を中心とする山村集落で、民家と山川の自然を眺めながら、暖かな早春の一時をゆっくりと散策してきました。

☆駐車場から山間に向かい、所々にミカン畑が広がり、菜の花や河津桜が咲き、キセキレイがいる綺麗な水の花沢川沿いを少し歩くと、古風な灯篭に出会います。「花沢の里」入口の目印です。



☆谷川に沿って狭い街道を進むと、左側に30戸ほどの集落が現れてきました。石垣に板張りの建物が連なり、周囲の自然環境と一体となった独特の景観でした。懐かしさに出会えました。
「花沢の里」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているそうです。




☆水車小屋も健在で、内部には水車によって上下する杵と石臼が見られ、夫は「懐かしい!!」と、しばらくその場を離れませんでした。


☆集落の北外れには「法華寺」があり、これより奥はハイキングコースが延びていました。
立派な仁王門の奥にある本堂は改修中で、立ち入り禁止で残念でした。



☆帰りに、蔵を利用した庭カフェ「カントリーオーブン」で美味しいコーヒーを頂きました。
蔵の内部も素敵なカフェで、私たちは蔵の外の暖かい陽射しの中で、民家の庭や周りの景色を眺めながらの贅沢な一時を過ごしました。。マンゾク・マンゾク





ようやく春だね。早く 暖かくなって欲しいね!!
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コース:「日本平夢テラス」
今話題の建築家のテラス、静岡にもありました!!

年末の東名高速富士川サービスエリアから見る富士山は、裾野まで広がる雄大で素晴らしい眺めでした。
静岡市にある「日本平夢テラス」は、今をときめく建築家 隈 研吾氏が設計した建物で、360度の大パノラマ展望が楽しめました。
「この一年間、私たちのブログに訪問していただき、本当にありがとうございました。来年も身近な話題をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。」 「皆様方、良いお年をお迎えください。」

☆標高300mほどの日本平山頂に建つ八角形の夢殿を思わせるような「日本平夢テラス」は、外部も内部も静岡県産の木材をふんだんに使っているとのことです。木の温かみがいいね!!



☆中央の木の階段を上ると、2階が景色も楽しめるラウンジスペースで、3階が展望フロアとなっていて、テレビ塔を一周する展望回廊へと続いています。
静岡市街と南アルプス、清水港と富士山、駿河湾と伊豆半島など、360度の眺望が楽しめました。




☆テラスの近くには「赤い靴はいてた女の子母子像」があります。野口雨情の童謡「赤い靴」の女の子には、明治に今の清水に生まれたモデルがいたそうです。
アメリカ人宣教師夫妻が帰国するときには、預けられていた女の子は病に冒されていて、幼くして亡くなったそうです。後に、故郷の地 清水を見下ろす日本平山頂に母子像を建立したのだそうです。

☆鶴見川の土手近くから、初冬の夕方に日が沈む直前、雲一つない西の空一面にとても綺麗な夕焼けを見ました。
大山越しに見える富士山は鮮やかな赤富士となり、次第に暗みを帯びて静かに暮れていきました。
自然災害の多かった令和元年、来年は穏やかな良い年にしてください!!



風邪をひかないように、新年を迎えよう!!
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コース:「龍潭寺」
おんな城主直虎を思い浮かべながら「龍潭寺」へ!!

奥浜名湖の北にある「龍潭寺(りょうたんじ)」は、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で一躍脚光を浴びた井伊家ゆかりの地で、井伊家の菩提寺だそうです。
1年以上が経過して、7月中旬に訪れたときには元の静けさを取り戻していて、静かな中をゆっくりと本堂や庭園などを見て回ることができました。
説明が理屈っぽいので、飛ばしてくださいね!!

☆緑深い森の中にあるような「龍潭寺」の山門をくぐって、ハスの花咲く庫裡で庭園の拝観手続きを済ませて本堂に向かいました。
庫裡の破風はとても立派そうで、井伊家の旗印である井桁が入った屋根瓦もとても歴史を感じさせてくれます。




☆大きくてどっしりとした立派な本堂は仁王門の真正面にあり、仁王門を望むツツジと白砂の庭が奥行きも深くてとても綺麗で癒やされました。




☆本堂内部もとても立派で、廊下はウグイス張りでキュッキュと緊張感があり、片隅には左甚五郎作と伝えられている龍の彫刻が睨みをきかせていました。
井伊家の元祖は平安時代の共保公に始まり、22代直盛公の一人娘がドラマ主人公の直虎で、いいなずけの子である虎松が幼いために直虎が女領主となって井伊家を守り、虎松は後に24代直政となって徳川家康に仕え、出世していったそうです。
36代井伊直弼は幕末の開国の偉業を成し遂げ、桜田門外の変でもご存じの人物ですね。




☆本堂の庭園は江戸時代初期に小堀遠州によって築かれた名庭で、多くの石組みと築山全体で鶴亀が表現されているそうです。
本堂に座ってゆっくりと緑の庭を眺めていると、何とも心地よくて落ち着いた雰囲気になります。




☆「龍潭寺」から少し離れた田んぼの中に、井伊家初代の共保公の出生の井戸がありました。
生まれた井戸にちなんで井伊家の旗印を井桁に、傍らの橘の花を家紋としたそうです。



☆拝観記念に御朱印を頂きました。ご本尊は虚空蔵菩薩です。


ようやく梅雨明け、毎日猛暑で体調に気をつけよう!!
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コース:「久能山東照宮」
「久能山東照宮」は凜とした空気の下で極彩色の豪華さに圧倒!!

海岸道路からのつづら折りの表参道の石段からではなく、姫君の御駕篭をイメージしたといわれる日本平・久能山ロープウェイに乗って、「久能山東照宮」にお詣りしてきました。
徳川家康の御遺命により埋葬されたお墓があり、東照宮が建立されています。日光東照宮よりも19年前に、権現造り、総漆塗り、極彩色の社殿は凜とした空気に包まれていて、華やかな豪華さに圧倒されました。

☆静岡市にある高さ270mの久能山に建てられた東照宮は、至る所石段が続きます。ロープウェイを降りて長い石段を上ると楼門があり、ここから凜とした空気に変わります。
楼門の正面には獏(バク)の彫刻がさりげなく?彫られ、見落としそうでした。



☆鳥居をくぐって石段を上ると大きな灯籠の前に出て、さらに石段の先に立派な唐門が見えます。
参拝者はこの唐門を通れずに右に迂回して横の入口から社殿の前に出ます。



☆ようやく到着した社殿は、本殿と石の間、拝殿の三棟からなる権現造りの複合社殿で、何と国宝だそうです。
総漆塗りで極彩色の社殿はとても華やかな豪華さで圧倒されました。




☆社殿の彫刻や模様、組物など、どれももの凄い!!社殿正面には、どんな高価な貴重品よりも生命の方が尊いという「司馬温公の瓶割り」の彫刻がありました。



☆本殿の裏手には徳川家康を埋葬したお墓(神廟)が西向きに建てられていました。神廟への参道には諸侯奉納といわれる石灯籠が並んでいました。



寒さもあともう少し、うがいと手洗いで風邪を防ごう!!
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コース:「田丸屋本店」⇒「花沢の里」
わさび漬け工場見学と、「花沢の里」で田舎の原風景を楽しんで!!

わさび漬けの製造元として有名な「田丸屋」本店の製造工場が静岡市にあり、アポなしで誰でも見学できるのでちょっと寄って見学してきました。
翌日、焼津市の山間部の谷地にある「花沢の里」を訪れ、田舎の原風景を懐かしく思い出させてくれました。

☆夫の地元である静岡で、わさび漬けといったら創業は何と明治8年の「田丸屋」だそうです。。本店も工場もどこにあるのか知らなかったそうで、これが初めての工場見学。。
本店駐車場の横に工場があり、周りの見学用通路からガラス越しに製造工程などが見られました。わさびもしっかり植えられて展示されていました。



☆清潔な空間にいろいろな機械が並んで動いていました。この時間は各種わさび漬けのミニカップが製造されていました。




☆この日の宿は日頃お世話になっている「かんぽの宿 焼津」です。黒潮温泉気持ちよかった!!
とっても綺麗な夕日と夕焼けが久々に見られ、焼津港周辺の夜景と朝の景色が望めました。




☆「花沢の里」は重要伝統的建造物群保存地区として国が選定した地域で、焼津市花沢にある山間部の谷地にある30戸ほどの山村集落だそうです。
小さな街道の西側に屋敷が集中していて、傾斜地に石垣を築いて敷地を造成し、農作業などの建物が階段状に連続して並んだ独特の景観を創り出していました。田舎の原風景が懐かしく思い出されました。




☆谷川には石段が造られ、堰をして野菜を洗ったり洗濯などをしたのでしょうか。
今では懐かしい水車小屋もあり、内部の石臼もきれいに保存されていました。



☆街道には春日蔵首がこの地を訪れたときの歌碑が建っていました。説明文でようやく納得・・・でした。
モズやジョウビタキにも会え、タイムスリップしたような懐かしい一時を過ごしてきました。




まだ寒い日が続きます。インフルエンザ気をつけてね!!
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